どうも!Aruです^^
今回は、資産形成、資産運用、投資というキーワードには必ず出てくる5つの金融用語について解説します。
実際、金融のプロの方でもこの言葉を間違えて理解している場合がかなりあります。
この記事を見ることで、金融プロ並みの知識を理解することができるようになります!
実際に、私はこの違いを知り、資産形成や投資などの理解がより一層深まりました。
ぜひ最後までご覧ください!
重要な5つの金融用語
①利回り
投資した元本から一定期間に、どのくらいの利益が得られたかを表すものさしのことです。
例えば、元本100万円で投資して、3年後に5万円の分配金を受け取り、110万円で売却した場合、(譲渡損益10万円+分配金5万円)÷運用年数3年÷投資金額100万円×100で、利回りは5%となります。
②利子
お金の貸し借りにおいて、借り手が貸し手に支払うお金のことです。
例えば、自分が知人からお金を借りた際には「知人に借りたお金と合わせて利子を支払う」と用います。
③利息
お金の貸し借りにおいて、貸し手が借り手から受け取るお金のことです。
例えば、自分が銀行にお金を預けた際には、「銀行から預金の利息を受取る」と用います。
また、利息と利子については、金融機関や法律用語によって使い分けがあります。例えば、銀行預金では利息が用いられることが一般的ですが、ゆうちょ銀行の貯金では利子が用いられています。
④金利
お金の貸し借りで借り手が貸し手に対し、借入金額に上乗せして支払う対価の割合です。
例えば、Aさんが銀行から金利5%の債券を額面金額で100万円購入すると、1年後銀行はAさんに5万円上乗せして支払う(利子という)必要があります。
⑤利率
預金額や債券の額面金額に対する1年当たりの利息の割合のことです。債券を100万円購入して、1年後4万円の利子がついたとすると利率は4%になります。
利回りと混同しやすいのですが、利率の場合は、預金や債券のような利息が支払われる金融商品のみに用いられます。
その他関連する金融用語
積立利率
こちらは生命保険に関係する用語です。保険会社は保険料から維持運営コストや手数料等(保険契約関係費率)を差し引いた部分を積立して運用します。
この積立部分に対して付利される利率のことを積立利率といいます。
したがって、契約者が支払った保険料に付利される利率ではありません。
米国通貨建ての終身保険において、3%以上の最低利率が約束されていても、それは積立金に適用される率であり、実効的な収益率とは区別すべきことを認識しておく必要があります。
基準利率
こちらも生命保険に関係する用語です。
基準利率とは、主契約の積立金(将来の保険金支払いのために積み立てられる部分)に付利される利率のことを指します。
〈基準利率の特徴〉
– 外貨建て保険の場合、基準利率は通貨ごとに異なり、保険会社が定めています。
– 基準利率には最低保証利率が設定されており、一定期間はその利率が下回ることはありません。
– 基準利率は国債の利回りなどを勘案して決定されます。
– 国債利回りが低い場合、基準利率も低くなる傾向にあります。令和5年10月からの基準利率は0.07%と低水準です。
つまり、基準利率は保険会社が定める最低保証利率以上の利率で、主契約の積立金に付利されるため、将来受け取る保険金額に大きく影響します。
まとめ
いかがでしたか?
金融のプロでも間違いやすい金融用語5選について解説しました。
正直、言葉のニュアンスの理解が細かいところもあったかと思いますが、小さな違いを知っていくからこそより正しい理解をすることができるようになるのではないでしょうか?
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