どうも!Aruです。
今回は、資産形成する人が絶対に知っておくべき法則について解説します!
この法則を知っていることでどんなメリットがありますか?
それは本編を見てからのお楽しみです^^
皆さんは「72の法則」について知っていますか?
実際に、この法則を理解することで資産形成をする際に、とても役立ちます。
私は、この法則を活用することで、資産形成をする際の計算やその理解がより早くなりました!
とてもシンプルに解説しているので、ぜひ最後までご覧ください!
「72の法則」とは?
資産運用において、元本が2倍になる年数と運用利回りの関係を示す簡単な法則(計算式)のことです。
その計算式とは、以下のとおりです。
72 ÷ 金利(%) = 投資期間(年数)
例えば、年利3%で運用した場合、計算式に当てはめると
72 ÷ 3(%) = 24(年)
つまり、24年で元本が2倍になります。
一方、年利0.1%の場合は
72 ÷ 0.01 = 7200(年)
つまり、年利0.01%では、元本が2倍になるためには7200年かかります。
低金利では元本が増えるために、非常に長い期間が必要になります。
実際に今の預金金利に当てはめてみると?
現在、大手銀行の金利預金は年0.02%です。(2024年8月22日現在)
では元本が2倍になるのは一体何年後でしょうか?
答えは3600年です。
資産を増やすためには、寿命がいくらあっても足りませんね。
このように、72の法則を活用することで、運用期間と利回りの関係を素早く計算できるため、資産運用の目標設定に役立ちます!
昔の日本の預金金利はいくらあった?
では、歴史を少し遡ったときの日本の預金金利は果たしていくらだったのでしょうか?
実は、1980年〜1990年代の日本のゆうちょ銀行の預金金利は、多い時で12%もありました。これは、72の法則を使うと6年で資産が2倍になります。
仮に、30歳で、300万円をここに貯金していた場合、60歳の時にはいくらになるでしょうか?
なんと、9600万円になります。
これが、日本人特有の「貯金文化」になっているのです。
しかし、今の日本は歴史でもみないほどの過度な低金利状態です。お金を稼ぐことも大切ですが、私たちの祖父母あるいは両親が行ってきたように、お金を運用して働かせるということも考えていく必要がありますね。
「72の法則」の色々な使い方
72の法則は、その活用の仕方によって、色々な角度から資産形成の手助けをしてくれます。
例えば、「10年後に資産を2倍くらいに増やしたいとき、利回りはいくらあればよいか?」を求める時
72 ÷ ○ = 10(年)
○ = 72 ÷ 10(年) = 7.2
となり、7.2%の利回りがあれば良いとなります。
このように、式をうまく変形することで他の値を求めることも可能です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「72の法則」について解説しました。
この法則を活用することで、資産形成をする上で、自分の資産が2倍になる年数を瞬時に求めることができるようになったと思います。
実際にある程度自分自身で数字を出せるようになると、怪しい投資の話や極端にリスクが高い商品などへの予防線にもなります。
また、かつて預金金利は今とは比べ物にならないくらい高かった時期があること、その時期を経験した人たちがいるからこそ日本に「貯金文化」が根付いたことなど、時代背景も含めて考えるきっかけになればと思います。
参考サイト等
[1] 72の法則とは?資産運用で上手に複利を活用しよう – セゾンのくらし大研究
[2] 72の法則(ななじゅうにのほうそく) | 証券用語集 | 東海東京証券株式会社
[3] 「72の法則」「115の法則」「126の法則」とは? 使いやすいのは?
[4] 72の法則|証券用語解説集 – 野村證券
[5] 20代のお金の知恵/「72の法則」が教えてくれないこと | コラム – 大和証券
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