知らないとヤバイ経済用語2選!インフレとデフレとは

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Aru
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どうも!Aruです^^

今回はインフレとデフレという言葉について解説していきます。

皆さんはインフレやデフレという言葉について知っていますか?

この記事を見ることで、インフレやデフレを理解することで、物価上昇を予想したり、経済を深く理解することができます。

実際に、私は日本が置かれている状況を予測して、次への行動を取ることができるようになりました。

ぜひ最後までご覧ください!


そもそもインフレ・デフレとは?

インフレとデフレは、経済における物価の変動を表す重要な考え方です。

インフレとは

インフレとは、英語の「inflation(インフレーション)」を略した言葉で、一定期間において物価が持続的に上昇する現象を示しています。

日本語では物価上昇と呼ぶこともあり、財やサービスの価格が全体的に上がっていくことです。

日本では総務省が発表する「消費者物価指数」などで、物価について把握することが可能です。

2022年(令和4年)2月分の全国消費者物価指数を見ると、総合では前年同月比で0.9%の上昇となっています。1年間で0.9%のインフレ、物価上昇が起こったということです。ただし「生鮮食品及びエネルギーを除く総合」で見ると、前年同月比で−1.0%の下落となっています。全体的には0.9%のインフレが起こっていますが、主にエネルギー価格などの上昇によるものであることが分かるでしょう。

デフレとは

デフレとは、英語の「deflation(デフレーション)」を略した言葉で、財やサービスの価格が全体を通して下がっていきます。

先述した通り、2022年(令和4年)2月分の消費者物価指数「生鮮食品及びエネルギーを除く総合」は前年同月比で−1.0%となっていますが、こうした下落の状態が続いたときは「デフレ」だと言えます。

2022年1月に日銀が公表した「経済・物価情勢の展望」では「消費者物価(除く生鮮食品)」について、振れ幅はありつつも1%程度の上昇が続くと予測しています。


デフレとインフレではどちらが好ましい?

結論から言いますと、緩やかなインフレが望ましいと言えます。

理由として、日本銀行が物価安定の目標として「消費者物価の前年比上昇率2%」を掲げられます。

なぜ緩やかなインフレがいいのか?

それは、インフレでは、物価の上昇により販売価格も上がることから企業業績が改善します。これにより賃金も増えることで、売上も増え、景気が拡大するとった状況になるのです。値段が上がる前に買っておこうという顧客心理も働きます。


良いインフレと悪いインフレ

インフレには2つの種類があります。「デマンドプル型」と「コストプッシュ型」です。

ディマンドプル型

デマンドプル型は、需要の増大が物価上昇を引き起こすタイプのインフレです。経済が活況で、通貨流通量が増えることで発生します。所得も上昇すれば、経済の好循環をもたらす可能性があり、「良いインフレ」です。

コストプッシュ型

一方のコストプッシュ型は、原料費等の経費高騰により、企業が商品価格を引き上げるタイプのインフレです。経費増加分を販売価格に反映できない場合、企業収益が圧迫され、給与を増額できない事態も想定されます。このような状況下では、経済の悪循環に陥る可能性が高まるでしょう。そのため、「悪いインフレ」です。


日本の場合はどうか?

物価が上昇していますが、給料や賃金などは変わらず、経済が停滞しています。

これは、「スタグフレーション」と呼ばれる状態です。

この言葉は、”stagnation”(停滞)と”inflation”(インフレーション)を組み合わせた言葉で、経済成長を伴わない物価上昇のため、「悪いインフレ」です。

日本がこのような状態に陥っている主な原因として、大きく2つあります。

【1】戦争や中東紛争による原材料価格の急騰

1つ目は、ロシアとウクライナの戦争や中東紛争による、原材料価格の急騰などが考えられます。

【2】日本の過度な低金利の政策

2つ目は、日本の過度な低金利の政策により、円安が進行。そのため海外からの輸入関連項目の価格上昇がさらに物価上昇に拍車をかけています。

その他にも、消費税増税など、日本国民の生活が苦しくなるような政策がどうしても目につきます。


私たちはどのように行動するべきか?

スタグフレーションにより、一番最悪なケースは「物価上昇により家計が圧迫され、でも収入は増えないため、消費行動をさらに控え、企業の業績が悪化して、日本全体の景気がさらに悪くなること」です。

経済や政治を見ても、自助努力が叫ばれる昨今は、私たち国民1人1人が情報を得て、自発的に行動することがとても大切です。

そこで著者の考える3つの具体的な行動を挙げます。

①資産を分散する

現預金だけでなく、株やドル資産、不動産、金などの資産を保有し、円安や物価上昇による資産減少のリスクを分散させます。

②収入の柱を増やす

本業にプラスアルファして、副業などを行い、収入を増やすことです。私もブログなどを行っている傍ら記事制作などの案件も請け負っています。

自分で収入を作れる軸を持っていることで心理的にも安心でき、また自分に適した副業を行うことで、ストレスや作業の時間を自分で決めることができるのも魅力です。

③経済ニュースや政府の行動を注視する

経済や政治で出てくる話題にWHY?を投げかけて調べると言うことがとても大事です。

金利や為替、株価などは、全てが相互に関連し合っているため、今後の経済動向を予測するヒントになります。

今はAIなどの発展も目覚ましく、chatGPTやPerplexity AIなどに「金利とは。分かりやすく教えて」などと打つと非常に分かりやすく教えてくれます。

是非活用してみてはいかがでしょうか?


まとめ

いかがでしたか?

今回はインフレとデフレについて解説しました。

2つの言葉を掘り下げるだけでも、スタグフレーションや私たちが今すべき行動など、様々な分野のことを知ることができ、またどのように私たちが行動すべきなのかの指針も見えてきます。

今はスマホやAIなどにより、自発的に何かを調べたり行動したり、作ったりすることが以前よりも容易になってきました。まずは疑問に思った言葉を調べてみるというところからでも、初めてみてください!


参考サイト

みんなのマネ活〜インフレとは?デフレとの違いや資産を守るための対策も分かりやすく解説〜

インフレとは?デフレとの違いや資産を守るための対策も分かりやすく解説|みんなでつくる!暮らしのマネーメディア みんなのマネ活
インフレとは、物価が継続的に上昇する現象です。インフレでは一般的に好景気になりますが、賃金が上がらず需要が減る、悪いインフレもあります。インフレ局面では、資産を株式や不動産で保有し、価値の目減りを防ぐ必要があります。

MUFG〜「インフレ」「デフレ」をおさらいしよう!経済現象の基礎用語を解説〜

「インフレ」「デフレ」をおさらいしよう!経済現象の基礎用語を解説 | 三菱UFJ銀行
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