
大きな出費などないのになぜかお金が貯まらない…
なんでだろ?

それは「ラテマネーの法則」が関係しています!

ラテマネー?初めて聞きました。もっと詳しく知りたいです!
「ラテマネー」という言葉をご存知ですか?
カフェの飲み物やコンビニのちょっとした買い物など、「金額は小さいのに、気づくと何度も使ってしまうお金」のことを指します。
そしてそれが積み重なると思いもしない費用が結果としてかかってくることがあります。
今回はそんな「ラテマネーの法則」について解説していきます!
ラテマネーの法則で人生が変わる3つの理由

ラテマネーの法則とは、アメリカの金融作家デヴィッド・バックが提唱した考えで、毎日買うカフェラテのような“小さな浪費(Latte Money)”を見直せば、長期的には驚くほど大きなお金になるという法則です。
無意識の支出が将来の自由を奪っている
冒頭でも言ったように、ラテマネーとは、毎日のコーヒー代やコンビニの軽食など、「少額だけれど積み重なると大きな出費になるお金」のことです。
金額が小さいため意識にのぼりにくく、気づかないうちに毎月1万円以上使っている人も少なくありません。
無意識の支出が続くと、将来の選択肢は確実に狭くなっていきます。
少額でも長期では“とんでもない差”になる
例えば、1日500円の支出は、月に1万5,000円、年間18万円になります。
もしこの金額を投資に回せば、5年・10年で大きな差となり、長期的には数十万〜100万円以上の差につながる可能性もあります。
ラテマネーは“小さな差”ではなく、“人生を左右する差”を生み出すトリガーとなります。
習慣を1つ変えるだけで資産形成が加速する
ラテマネー改善の本質は、何かを「やめること」ではありません。
習慣の一部を見直し、浮いたお金を資産に変える流れをつくることです。
たったひとつの習慣が変わるだけで、資産形成のスピードは驚くほど変わります。
自分のラテマネーを5分で特定するシンプルな方法

よくある“無意識の支出”チェックリスト
以下の行動に心当たりがあれば、それはラテマネーに該当します。
- 毎朝コーヒーやエナジードリンクを買う
- 仕事終わりにコンビニへ寄る
- 利用していないサブスク料金が続いている
- なんとなくお菓子や飲み物を買う
- Uber Eatsや出前を“つい頼んでしまう”
1週間分のレシート・履歴を分析する
1週間分の支出を、レシートまたはカード明細で振り返ると、無意識の支出が浮き彫りになります。
人間は「記憶」ではなく「習慣」でお金を使うため、まず事実を可視化することが改善の第一歩です。
シンプルな方法として、お金を使った時に家計簿アプリに記録する習慣をつけることです。とはいえ、続けづらいのも確かなので、忘れてしまったもとにかく気づいた時に入れることを実践してみましょう!
私はその方法で家計簿を4年間つけ続けられています!
削るのではなく“頻度を決める”考え方
ラテマネーは完全にゼロにする必要はありません。
「週5 → 週2」など、頻度を決めるだけでストレスなく改善できます。
ストレスの少ない節約こそが、最も長続きする習慣になります。
ラテマネーを資産に変える3ステップ
ステップ1|削減額を月○円と決めて固定化する
例として、週3回のコーヒーを減らすだけで月6,000円の浮きが出る場合があります。
最初に「毎月いくら浮かせるか」という明確な基準を決めることで、行動が継続しやすくなります。
ステップ2|自動で積み立てる仕組みを作る
浮いた金額を「手動で貯金する」方法は続きにくいものです。
銀行口座からNISAや投資信託へ自動で積み立てる設定をすることで、“勝手に貯まる仕組み”が完成します。
ステップ3|小額でも増えやすい投資に回す(例:NISA)
月5,000円〜1万円という少額からでも十分に資産は増えていきます。
特に新NISAは少額積立と相性がよく、ラテマネー改善効果を最大化できます。
500円節約した時の「5年・10年シミュレーション」

500円×毎日=年間いくら?
500円 × 30日 × 12ヶ月 = 18万円。
10年続けば単純計算で180万円に達します。
これは“何か特別なことをしなくても達成できる金額”です。
投資に回した場合の運用差(3%・5%・7%)
年間18万円を投資に回した場合、10年後には以下のようになります。
- 年3%運用:約207万円
- 年5%運用:約230万円
- 年7%運用:約257万円
同じ「18万円」でも、投資に回すだけで最大70万円以上の差が出る可能性があります。
“やめる”ではなく“習慣を置き換える”発想
ラテマネーを完全に削る必要はありません。
無意識の出費を「意識した投資」に置き換えるだけで、お金の流れは劇的に変わります。
今日からできる行動チェックリスト

ラテマネーの法則は、とにかく日常の自分の行動にいかに落とし込むかが重要です!
以下でその具体的な方法を見ていきましょう。
やめない節約(頻度をコントロールする)
- 週5のコーヒー → 週2へ
- 毎日のコンビニ → 2日に1回
- Uber依存 → 週末だけにする
固定費とラテマネーのバランスの取り方
節約の効果が大きいのは固定費ですが、小さな支出は習慣改善がしやすく即効性があります。
「固定費:ラテマネー=7:3」のバランス感覚が理想的です。
ただし、ストレス解消のためのラテマネーをいきなり削ってしまうと、その反動がでてしまうので注意が必要です。
仕事終わりのスイーツを我慢するのではなく、小さいサイズのものに変えるなどちょっとした行動から取り入れていくことが大切になります。
最初の1週間でやるべき3つの行動
- 一週間分の支出を可視化する(家計簿アプリなどを活用すると便利です。)
- ラテマネーを1つ選び、頻度を決める
- 浮いた金額の自動積立を設定する
この3つのステップを実行するだけで、家計は“勝手に資産が増えるサイクル”へと変わり始めます。
まとめ
いかがでしたか?
ラテマネーの存在を意識することで、それまでお金が全然貯まらなかった原因が徐々に明らかになってくると思います!
特に意識するポイントとして
- 始めやすい小さい支出の削減
- 浮いた金額の積立
を意識することで始める前よりも効果を実感できると思いますQ!
ラテマネーの法則を今日からぜひ実践してみてください!

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